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なんだかんだファーストインパクトって大切です。
レポートではじめに目に入るのが表紙です。表紙の書き方を間違っていると担当教員から、
「コイツなんも分かっとらんな…」
とあきれられて、最初から印象が悪くなってしまいます。ここらへんの書式というのは、知っていて当然のことだからです。
「正しい書式で書けないヤツのレポートがグレートなはずない」
そう思われても致しかたありません。
これは、初対面にもかかわらずキチンと挨拶ができないヤツと同じです。中身を知ればイイヤツなのかもしれませんが、そんなヤツの中身を知ろうとはだれも思わないでしょう。
だから表紙の書式を正しく知っておく必要があります。
そこで本記事では、
- 手書きレポートの表紙
- ワードのレポートの表紙
- 表紙なしのとき
この3つにわけて、表紙のレイアウトの例・書き方を解説します。
本記事を読むと、Wordの操作が分からない大学生でも、スムーズに表紙を作成することができます。
目次
レポートの表紙の基本
大学レポートの表紙に必要な項目
レポートの表紙に必要な項目は、
- タイトル
- 講義名
- 担当教員名
- 提出日
- 学部学科
- 学籍番号
- 氏名
これらが入っていれば十分です。
中でもとくに「タイトル」「名前」「学籍番号」は絶対に書くのを忘れないように。
名前や学籍番号が重要だということは言うまでもないですが、タイトルも重要です。タイトルのつけ方にも正しいやり方があります。「こんなんでいいやぁ」と感覚的につけるものではありません。
話がそれそうなので詳しく知りたい方はタイトルのつけ方の記事をどうぞ。

大学レポートの表紙のレイアウト
レポートの表紙をきれいに見せるコツは、以下の2つ。
- タイトルを大きく中央揃え
- 他の情報は右揃え
- タイトルは2行までに抑える
これらを意識することで、まとまりのある表紙が完成します。
ただ、表紙と言っても「手書きの表紙」「Wordでの表紙」「表紙なし」の場合の3パターンがあります。そこで、それぞれの例をこれから紹介していきます。
どんなときにレポートの表紙は必要なのか
あなたのレポートに表紙が必要かどうかは、ハッキリと断定することはできません。
レポート用紙一枚程度のレポートであれば表紙は要らないかもしれませんが、何ページ以上になれば表紙をつけるという決まりもありません。
表紙をつけるか迷っているのであれば、「とりあえずつけておく」という選択をするのが賢明でしょう。
手書きレポートの表紙
手書きで作成した表紙のレイアウト例

レポートの表紙には、特にこれといった書き方の決まりはありません。どんな風に書くかはあまり気にしなくて大丈夫です。
ただ、タイトルだけは大きく書くのが好ましいです。
手書きレポートの表紙に対する疑問
レポート本文と同じ手書き用のレポート用紙を使えばよいです。
どちらでも構いません。シャーペンでもボールペンでも特に減点されるようなことはありません。
どちらでも構いません。ただ、いちいちパソコンからコピーするよりも手書きの方がはやい気がしますけど。
Wordで作成するレポートの表紙
Wordで作成した表紙のレイアウト例

タイトルのフォントサイズは適当で大丈夫。タイトルが一番大きな文字サイズになっていればOKです。
表紙だけページ番号を付けないようにする
一般的にレポートの表紙にはページ番号をふりません。
ただ、ワードの設定で表紙だけページ番号を付けないようにするのは案外難しいです。そこで、表紙だけページ数を付けないようにするやり方を説明します。

まずは、全部のページにページ番号を挿入します。
- 「挿入」タブの「ページ番号」を選択
- 「ページ下部」を選択
- 「番号のみ」のいずれかを選択(好みでOK)
これで、表紙のページ番号は1になっているはずです。

次に、表紙のページ番号が0になるように書式設定をします。
- 「ページ番号」を選択
- 「ページ番号の書式設定」を選択

- 「開始番号」にチェック
- 数字を「0」に変える
これで、ページ番号が0から始まったはずです。

最後に、表紙だけページ数を表示させないようにします。
- 「デザイン」タブの「先頭ページのみ別指定」にチェック
これで表紙のページ番号の設定は終わりです。
表紙なしのレポート
表紙なしのレイアウト例

表紙がいらないといっても、誰が出したかは明記する必要があります。見やすい書き方は以下の通り。
【ヘッダーの部分】
→提出日
→学籍番号
→氏名
【本文の部分】
→タイトル
→本文
これを見て「ヘッダーの使い方が分からない」という人もいるでしょう。そこで、表紙なしのレポート作り方について解説していきます。
表紙なしの作成方法

まず、ヘッダーに文字を挿入していきます。
- 挿入
- ヘッダー
- 空白
これでヘッダーの編集ができるようになります。

- ヘッダーに「提出日」「学籍番号」「名前」を記入
- 書き終わったらヘッダーを閉じる
これでヘッダーの編集は終わりです。

ヘッダーの編集が終わったら、本文を書いていきましょう。(ヘッダーと本文を書く順序は逆でも構いません。)
- タイトル
- 見出し
- 本文を書き始める
表紙なしのレポートで書くことはこれで完了です。あとは、「ヘッダー」「フッター」ボタンの横にある「ページ番号」で、ページ数を挿入しておけばOKです。
レポート作成での注意点
「レポート用紙を2枚でまとめろ」
と枚数を指定された場合、表紙はその2枚には含まれていません。注意しましょう。
レポートの表紙があると、複数の紙をホッチキスで止める必要があります。その場合は左上にホッチキスを止めるのが常識です。
その他、書式についてくわしくはレポートの書式で説明しています。

まとめ:結局、大切なのはレポートの中身
本記事で解説したのは、レポートの基本中の基本のお作法です。大学生なら最低限知っておかないといけないことをお話しただけです。
どんなレポートでも、
- レポートのタイトル
- 学籍番号
- 氏名
は書かなくてはいけません。
当たり前ですが表紙には上手い下手はありませんので、これらを書いただけでは評価に差はつきません。差がつくのは内容の良し悪しです。
ですからレポートで良い評価を得るためには、内容をよくするテクニックを知っておく必要があります。
たとえば「構成の作り方」や「パラグラフ・ライティング」などのテクニックです。これらを知っているか知っていないかで大きく差がつきます。
話すと長くなりそうなので、レポートの書き方で解説します。