どうもフォレケンです。
先日、ツイッターでこんなことを言いました。
このツイートを見たフォロワーの学生から質問を貰いました。

レポートとか書いたことないから、表紙ってどうやって書くか全く分からない…
具体的に写真を使って、分かりやすく教えてほしい。
レポートの表紙が汚い、もしくは書き方を知らないと担当教員から、
「こいつ不真面目そうだな…」
と思われ、それに引っ張られてレポートの評価も悪い方向に行きがち。そんな風にはなりたくない。
そこで本記事では、
- 手書きレポートの表紙
- ワードのレポートの表紙
- 表紙なしのとき
この3つにわけて、表紙のレイアウトの例・書き方を解説します。
本記事を読むと、Wordの操作が分からない大学生でも、スムーズに表紙を作成することができます。
あと余談ですが、余裕がある人は本を一冊買っておくと良い。特に文系の学生は4年間使うことができるので便利です。私が実際に読んで、良本だと思った2冊を紹介しておきます。
大学教授が書いた本なので、教授がどういうところを見て採点しているのか分かる。そして、点数が取れるコツが掴める。
もしレポートを自己流で書いているなら成績がかなり伸びるかもしれない。
目次
レポートの表紙の基本
どんな時にレポートの表紙は必要なのか
大学のレポートは大きく分けると次の3つ。
- レポート(意見・考察を書くもの)
- 実験レポート
- 課題レポート
この中で、レポート・実験レポートは表紙はつけるのが常識。
「表紙はつけなくていい」
と指導教員からの指定がないのなら、表紙を付けるようにしましょう。
ただ、問題を解くような課題レポートの場合は、表紙はいりません。レポート用紙の上の方に学籍番号・氏名を書く程度でOKです。
大学レポートの表紙に必要な項目
レポートの表紙では、
レポートの表紙に必要な項目は
- レポートのタイトル
- 講義名
- 担当教員名
- 提出日
- 学部学科
- 学籍番号
- 氏名
この7つ。
これらの中でも、特に「名前」と「学籍番号」は絶対に書くのを忘れないように。もし忘れてしまった場合、提出してないと見なされる可能性も十分にあります。
頑張ってレポートを書いても、書き忘れで「単位がもらえなかった…」となるのは怖い。提出する前に必ず書いているかチェックしましょう。
大学レポートの表紙のレイアウト
レポートの表紙をきれいに見せるコツは、以下の2つ。
- タイトルを大きく中央揃え
- 他の情報は右揃え
- タイトルは2行までに抑える
これらを意識することで、まとまりのある表紙が完成します。
ただ、表紙と言っても「手書きの表紙」「Wordでの表紙」「表紙なし」の場合の3パターンがあります。そこで、それぞれの例をこれから紹介していきます。
手書きのレポート表紙を作る場合
手書きレポートの表紙の例

レポートの表紙には、特にこれといった書き方の決まりはありません。どんな風に書くかはあまり気にしなくて大丈夫。
ただ、タイトルだけは大きく書くのが好ましいです。
手書きレポートの表紙に対する疑問
レポート本文と同じ手書き用のレポート用紙を使うべき。わざわざ白紙を使う必要はありません。表紙を書くのは罫線が入っている方にしましょう。
どちらでも大丈夫。シャーペンでもボールペンでも特に減点されるようなことはありません。
表紙は手書きでもワードでも大丈夫。特に気にする必要はありません。ただ、いちいちパソコンからコピーするよりも手書きの方がは早い気がしますけど。
ワードでレポート表紙を作る場合
ワードでのレポート表紙の作成例

タイトルのフォントサイズは適当で大丈夫。タイトルが一番大きな文字サイズになっていればOKです。
表紙だけページ番号を付けないようにする
レポートの表紙にはページ番号をふらないのが普通。
ただ、ワードで表紙だけページ番号を付けないようにするのは案外難しいです。そして、初見では分からないという人も多い。
そこで、表紙だけページ数を付けないようにするやり方を説明します。

まずは、全部のページにページ番号を挿入します。
- ページ番号
- ページ下部
- 番号のみ(好みでOK)
これで、表紙のページ番号は1になっているはずです。

次に、表紙のページ番号が0になるように書式設定をします。
- ページ番号
- ページ番号の書式設定

- 開始番号にチェック
- 数字を0に変える
これで、ページ番号が0から始まったはずです。

あとは、表紙のページだけページ数を表示しないようにするだけ。
- 先頭ページのみ別指定にチェック
これで表紙のページ番号の設定は終わりです。
表紙なしのレポートを作る場合
表紙なしのレイアウト例

ただ、表紙がいらないといっても、誰が出したかは明記する必要があります。見やすい書き方は以下の通り。
【ヘッダーの部分】
→提出日
→学籍番号
→氏名
【本文の部分】
→タイトル
→本文
これを見て「ヘッダーの使い方が分からない」という人もいるでしょう。そこで、表紙なしのレポート作り方について解説していきます。
表紙なしの作成方法

まず、ヘッダーに文字を挿入していきます。
- 挿入
- ヘッダー
- 空白
これでヘッダーの編集ができるようになります。

- ヘッダーに「提出日」「学籍番号」「名前」を記入
- 書き終わったらヘッダーを閉じる
これでヘッダーの編集は終わりです。

ヘッダーの編集が終わったら、本文を書いていきましょう。(ヘッダーと本文を書く順序は逆でも構いません。)
- タイトル
- 見出し
- 本文を書き始める
表紙なしのレポートで書くことはこれで完了です。あとは、「ヘッダー」「フッター」ボタンの横にある「ページ番号」で、ページ数を挿入しておけばOKです。
レポート作成での注意点
大学のレポートでは
「レポート用紙を2枚でまとめろ」
などとよく枚数を指定されます。この場合、表紙はその2枚には含まれていません。注意しましょう。
レポートの表紙があると、複数の紙をホッチキスで止める必要があります。その場合は左上にホッチキスを止めるのが常識です。
まとめ:結局、大切なのはレポートの中身
本記事で解説したのは、レポートの基本中の基本。
大学生なら最低限知っておかないといけないことを話しただけです。成績には何にもつながりません。
さぁ、ここで次にするべきことは何か?
それはレポートで点数を取る方法を知ることです。
例えば、以下のような文章の構成方法を知っているだけで、レポートは読みやすくなり、先生からの評価はぐんと良くなるのです。
【文章の方程式】
1.結論
2.理由
3.具体例
4.結論
他にも点数を取るためのコツはあります。
レポートの書き方・文章の構成・点数を取る方法を知っておかないと、なかなか良い評価を得ることは難しい。レポートの中身が良くなる方法を知りましょう。
続きが長くなるので、レポートの書き方で解説します。
本記事は大学生の勉強講座の【第4回】です。
【第1回】
単位を落としたらどうなるか
【第2回】
GPAの平均
【第3回】
高得点を取るためのテスト勉強法
【第4回】
レポートの書き方
→ワードの使い方
→表紙の書き方(今のページ)